頭痛は誰もが一度は経験する症状です。なかには生命にかかわる頭痛もあるので、軽くみないようにしましょう。

頭痛の症状と治し方

人ごみを歩くと頭が痛くなる、徹夜明けで頭が重いなどは、よくある一過性の頭痛です。また、炎天下や冷房の利いたところ、空気の悪いところに長時間いたり、睡眠不足が続いたり、飲みすぎたりにも頭痛はつきものです。

頭痛といっても痛み方は色々で、もっとも多いのは後頭部から首筋にかけての鈍痛、圧迫感や重い感じがする頭痛のタイプでしょう。

これは首や肩の筋肉が収縮するためにおこるので、ストレッチ体操やマッサージ、入浴で心身をリラックスさせましょう。

血管の拍動とともに頭部の片側がうずくように痛む頭痛は、偏頭痛(片頭痛)といって、血管が拡張するためにおこります。

この場合、前兆として目がチカチカするとか、痛みのピーク時に吐き気、嘔吐をともなうこともあります。

季節の変わり目や睡眠不足、過労、月経などが引き金になりますが、原因ははっきりしていません。とくに女性に多いのも、偏頭痛の特徴といえます。

頭痛はつらいものですが、鎮痛剤を飲めばよくなることが多いので、がまんせずに服用するとよいでしょう。

要注意の頭痛

これといった原因が見つからないのに突然、激しい頭痛に襲われたらなんらかの病気が疑われます。

もっとも心配されるのは脳の病気です。嘔吐や意識障害、痛みがだんだんひどくなっていく場合も要注意です。すぐに受診しましょう。

また、目、耳、鼻、歯などの病気が原因で、激しい頭痛に見舞われることがあります。

主な病気に伴う頭痛と症状

クモ膜下出血に伴う頭痛
後頭部の激しい痛み、吐き気、嘔吐、意識障害。

脳腫瘍に伴う頭痛
激しい頭痛が繰り返しおこる。吐き気、嘔吐、視力障害、けいれんをともなうこともある。

脳出血に伴う頭痛
嘔吐、意識障害をともなう頭痛。大きないびきをかいて眠る。

髄膜炎に伴う頭痛
激しい頭痛、嘔吐、発熱、首筋がつる。

高血圧に伴う頭痛
慢性的な頭痛、吐き気。

目の病気に伴う頭痛
近視、乱視、遠視、眼精疲労など。また、目の痛み、吐き気、視力障害をともなうときは緑内障の疑いもある左右の視力が極端に違ったり、眼鏡が合わなかったりするのも痛みの原因になる。

耳の病気に伴う頭痛
内耳炎、中耳炎、突発性難聴など。耳鳴りをともなう頭痛。

鼻の病気に伴う頭痛
慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎、花粉症など