• 大根などから消化酵素をとって胃腸の働きをぐんぐんアップ!

ストレスが原因の場合も。ライフスタイルを見直そう

食事をしたあとに、胃が重くて不快な感じがし、それがいつまでも続く状態が、胃のもたれです。胃腸の機能が低下しているために消化が遅くなり、いつまでたっても胃の中に食べたものが停滞しています。

そのため、むかむかするといった吐き気、胃腸あたりがはっているような膨満感、次の食事の時間になっても食べる気がしないという食欲不振などの症状が現れたりします。

胃腸の活動が低下する原因は、もともとの体質で、胃酸などの消化液の分泌がよくないという場合があります。

また、過剰なストレスによる自律神経の乱れが原因ということもあります。消化活動は、自律神経の副交感神経が優位になったときに行われるため、ストレスが過剰な緊張状態が続くと、交感神経が優位になってしまい、胃腸の働きが低下します。過度の疲労や睡眠不足も、消化活動を低下させる原因になります。

加えて、便秘によって消化活動が低下することもあります。その場合は、腸内で食べ物が異常発酵するため、オナラが多くなります。また、胃炎や胃・十二指腸潰瘍などの病気が原因で、胃がもたれるという場合もあります。

食欲不振が強い場合は、体内に何らかの炎症があることも考えられます。かぜをひいたり、熱があったりすると食欲が落ちますが、気がつかないうちに胃炎や肝炎など、内臓に炎症が起こっている場合もあります。食欲不振が長引く場合は病院で検査を受けましょう。

かぜや発熱などの場合は、症状が治まれば、自然に食欲が出てきます。

胃のもたれの原因はいろいろだが、食生活の見直しやストレスの軽減で自分で治せるケースも多い。

キウイなどのフルーツにも頼りになる消化酵素が豊富

胃もたれの予防としては、まず、食べすぎを防ぎ、食べるときはよく噛んで、胃腸への負担をなるべく軽くするように心がけます。

食事の内容にも注意し、消化のいいものを選びましょう。煮物や具だくさんのスープなどがおすすめです。

揚げ物などの油っこいもの、こんにゃくや寒天など食物繊維が多くてエネルギーのないもの、冷たいものを多量にとるのは避けます。

ただし、便秘があって胃もたれにおちいっているときは、食物繊経をとって改善しましょう。

胃腸の消化機能を高めるために、食品から消化酵素をとるのもおすすめです。大根にはジアスターゼをはじめ、でんぷんやたんぱく質を分解する消化酵素がいろいろ含まれています。

また、キウイ、生のパイナップル(缶詰ではない)、パパイヤ、いちじくなどのフルーツには、たんぱく質分解酵素が含まれています。

酢豚にパイナップルが入っているのは、豚肉の消化をよくする食べ合わせの知恵です。

胃液の分泌をよくし、胃腸の動きを活発にするには、こしょう、赤唐辛子、ハーブといった刺激のある食品を適度にとるのもいいでしょう。

スパイスのシナモンにも分泌液を増やして、消化吸収を助ける働きがあります。こしょうや赤唐辛子で適度に辛味をつけた料理は、食欲がないときにも効果的です。

ハーブティーやチョコレートには気分をリラックスさせる効果があるので、食欲がないときにとってもいいですし、食後にとると、胃腸の消化機能を高めることができます。

そのほかに、オクラ、山いも、なめこ、モロヘイヤ、納豆といったネバネパ食品は、胃の粘膜を保護する役目があるのでおすすめです。