米油(こめ油)の概要

米油(こめ油)とは玄米を精製するときに出る糠(ぬか)から油を抽出するので「米ぬか油」ともいいます。

米油(こめ油)はは原料を輸入に頼らず、国産品で製造できる国内唯一の植物油です。米油(こめ油)はオレイン酸が主成分で抗酸化作用のあるビタミンEやγ-オリザノールを含むため酸化されにくい特長があります。

米油(こめ油)は淡白でクセがなくサラリとして、揚げ物にすると香ばしくカラッと揚がります。米油(こめ油)は高級レストランでも利用されています。また国産の殆どのポテトチップスは米油が使われており、一時期、コスト減から他の植物油に変えたところ売上が落ちたという程です。

米油は味にも健康にも良い食材と言えますが、他の植物油と比べると若干高めです。

米油(こめ油)の栄養成分

米油(こめ油)の脂質成分としては、不飽和脂肪酸のオレイン酸、リノール酸、パルミチン酸が含まれますが、中性脂肪分も多く含まれます。

また、性ホルモンの合成に必要なビタミンEの中のα・γ型トコフェロールの多いのが特徴です。

[米油の主な栄養素(可食部100g当たり)]
・脂質・・・100g
・カリウム・・・微量
・カルシウム・・・微量
・ビタミンE・・・26.4mg
・ビタミンK・・・36μg

エネルギー:921kcal(100g当たり)

米油(こめ油)の効能・効果

米油(こめ油)に含まれる植物ステロールやγ-オリザノールにはコレステロールを下げる効用があります。また米油(こめ油)に含まれるビタミンEとγ-オリザノールは抗酸化作用があります。その為、米油(こめ油)には血圧降下作用、肥満予防作用、アンチエイジングなどが期待できます。

さらにγ-オリザノールには自律神経を整える作用があり、更年期障害の軽減や抑うつなどにも効果的と言われています。その他、α・γ型トコフェロールの作用により妊娠維持作用などが期待されます。

米油(こめ油)の利用・調理法

コレステロールを減少させ高血圧を予防するためには、米油(こめ油)にべ二バナ油を3割ほど混ぜるとよいとされます。

米油(こめ油)の副作用・注意点

米油(こめ油)は他の植物油に比べ中性脂肪分が多いので、とりすぎないことです。