桃(もも)の概要

桃(もも)の原産地は中国北部で、3000年も前から栽培されていたといいます。古代中国では桃は長寿の効があると考え、「長寿の実」「仙果」と呼びます。孫悟空が盗んだのは天界の〝長生きできる桃″でした。日本では、桃は邪気をはらうと、雛まつりに飾ります。

桃には「水密種」「ネクタリン」「蟠桃」といった品種があり、日本で栽培されている桃は「水密種」を品種改良したものが殆どです。「水密種」は更に白肉種と黄肉種に分けられます。黄肉種は”桃の缶詰”など主に加工用に用いられます。

旬:冬 エネルギー量:100gあたり40kcal

桃(もも)の栄養成分と効能・効果

桃(もも)の主な成分は、水分を除けば、蔗糖・果糖・ブドウ糖などの糖分です。ビタミン類ではビタミンCが多少含まれています。

桃の栄養の特徴といえば、水溶性食物繊維のペクチンを豊富に含むことでしょう。食物繊維はコレステロールを減らす作用・血圧を下げる、便秘の解消に役立つ成分です。

また、桃はナイアシンやカリウムも含みます。ナイアシンは皮膚と精神の安定をはかるビタミンで、血行をよくし、二日酔いにも有効に働きます。カリウムは血圧を下げる作用で、高血圧に効果を表します。

また、桃の葉には鎮静作用のあるグリコシド、桃の花には利尿作用のあるケンフェロールを含み、花も実も、葉も薬効があるという”桃(もも)”です。

桃(もも)に期待される効能

  • 便秘
  • 高血圧
  • 二日酔い

桃(もも)の主な栄養素(100g中含有量)

  • ビタミンE 0.7mg
  • ビタミンC 8mg
  • 食物繊維 1.3g

※カロリー 100gあたり40kcal

桃(もも)の調理のポイント

桃(もも)の皮はトマトと同じように湯むきすることができます。湯にくぐらせたら氷水にとって冷やします。食べきれず、残るようなら、コンポートやピューレにし、レモン汁を加えて冷凍しておきましょう。

桃(もも)の選び方と保存

桃(もも)は傷がなく、香りのよいものを選びますが、傷みやすいのでできるだけ早く食べきるようにしましょう。線がかった桃は熟さない前の摘果ですから避けましょう。