松の実の概要

松の実は聖書にも記述があるほど、栽培の歴史は古く、さまざまな国で松の実は食用にされてきました。

中国で松の実は〝長生果〃と呼ばれ、古い薬物書に「七月に松の実をとり、木皮を除いてつき、卵大に丸めたものを、日に三回、酒とともに食べると、百日で病は治り、三百日で一日に五百里歩けるようになり、もっと長く服用すると仙人にさえなる」とあります。松の実は仙人になれるほどの滋養強壮食品というわけです。

松の実の栄養成分と効能・効果

松の実の栄養特性は、脂肪の80%以上が不飽和脂肪酸であることです。そして松の実はミネラルをまんべんなくたっぷりと含み、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE、食物繊維も豊富に含んでいます。

不飽和脂肪酸は、コレステロール抑制作用のある成分で動脈硬化を予防する脂質です。

ビタミンB群は三大栄養素の代謝を促進するほか、動脈硬化や美肌づくりにも有効な成分です。

なかでも、ビタミンB6はたんぱく質代謝の主役です。免疫機構を正常に維持するうえでも大切な栄養素です。ビタミンEは抗酸化作用で老化を防ぎ、アンチエイジングに有効です。

松の実に期待される効能

  • 動脈硬化
  • 美肌
  • 抗酸化作用
  • アンチエイジング

松の実の主な栄養素(100g中含有量)

  • 銅 1.44mg
  • ビタミンE 11.5mg
  • マグネシウム 290mg
  • 亜鉛 6.9mg
  • 鉄 5.6mg
  • ビタミンB1 0.63mg

※カロリー 100gあたり669kcal

松の実の調理のポイント

松の実は生では食べません。フライパンかオープンで香ばしくいってから、サラダ、詰めもの、ソース、菓子などに用います。

松の実・くるみ・はちみつでペーストをつくり、常備してパンなどにつけて食べるとよいでしょう。

松の実の選び方と保存

松の実は油が酸化しやすく、傷みやすいので回転の速い店で買いましょう。使い残しの松の実は密閉袋に入れて冷凍します。