• 殺菌効果を高めるリゾチーム、ラクトフェリンが効果大!

ウイルスや菌がのどに付着し、炎症を起こすと症状が出る

のどの不調には、いがらっぽい、痛むといった症状があります。原因はのどの粘膜の炎症で、それが進むと、痕やせきが出たりします。

のどに炎症が起こる原因は、のどの粘膜や、のどの近くにあるリンパ腺に、かぜなどのウイルスや菌がついて増殖したことによります。

のどの粘膜からは、ウイルスなどを排除するために、つねに粘液が分泌されていますが、ウイルスがつくと分泌液が増えるため、それが痰になり、痰を吐き出すためにせきが出たりします。

喘息は、突然、ゼーゼーという呼吸困難におちいる病気で、発作がおさまれば、何事もなかったように元気になります。

小児喘息がそのまま続いているという人より、大人になってから急に現れる人が増えています。

もともとアレルギー体質だった人が、細菌に感染し、かぜが長引いたり、慢性気管支炎が原因で発症することが多いのが、大人の喘息の特徴です。

また、排気ガスが多いところに長い間住んでいたり、ストレスにさらされ続けたりするのも、喘息を発症する誘因になります。

呼吸困難の発作は、アレルゲンが気管支にある平滑筋細胞に付着し、抗体と結合すると平滑筋が極度に収縮して気道が狭くなることから起こります。

また、極度のストレスによって交感神経が緊張すると、平滑筋細胞が収縮して発作が起こることもあります。

喘息の場合は、そばアレルギーに代表されるように、アレルゲンによっては急激な発作が起こり、最悪、死亡することもあります。

喘息の人でひどいアレルギーが起こったときは、すぐに病院に行ってください。また、急な発作にそなえて、日頃から投薬を受けておくことも必要です。

ビタミンとポリフェノールで炎症をやわらげる

のどの粘膜から分泌される粘液には、殺菌作用を持つリゾチームやラクトフェリンといった物質が含まれています。

これらは体内でも生成されますが、人によって分泌量が違い、とくに高齢になると分泌量が減るため、ウイルスなどに感染しやすくなります。

食品で補えるので、リゾチームは卵白から、ラクトフェリンは特定保健用食品のヨーグルトなどからとるといいでしょう。

のどの粘膜機能を強化するには、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンCの摂取が有効です。

ビタミンAはレバーやうなぎ、βカロテンはかぼちゃ、にんじん、モロヘイヤなど、ビタミンCは野菜やフルーツからとれます。

ビタミンA・Cを十分摂取していると、かぜの予防にも効果的です。

のどに不調があるときも、野菜やフルーツをたっぷりとるのがおすすめです。多様なポリフェノールやビタミンを補給すると、それらの抗酸化力で炎症をやわらげ、痛みなどの症状を改善できます。

喘息の場合も同様で、日頃からビタミンA・Cなどのビタミン類やポリフェノールを十分に摂取して、のどの粘膜を良好な状態にしておきましょう。

また、喘息を悪化させるリノール酸やアラキドン酸などの油はとるのを避けます。一方、αリノレン酸を含むしそ油、EPA・DHAを含む青背負は、喘息の症状をやわらげる食品です。

食事以外では、空気の悪いところに長時間いるのを避け、喫煙習慣のある人はたばこをやめましょう。

乾燥した空気はのどの病気をもたらしやすいので、冬季などは、加湿器を使うのもおすすめです。

のどの粘膜が弱い人や喘息体質の人は、乾燥した時期には加湿器を。