• 男性高齢者に増加しているガン
  • 高脂肪食の改善が予防のカギ

脂肪とコレステロールを減らし、野菜、大豆製品を多めに

前立腺ガンは男性特有のガンで、近年、とくに65歳以上の高齢者に増加しています。発ガン後の進行が遅いため、潜在的なガンが多いとみられています。

早期は自覚症状がほとんどなく、進行にともなって、排尿異常、残尿感や頻尿などの症状が現れ、さらに進むと、腰や背中の骨への転移を起こします。

自分での触診などではわからないので、早期発見には定期的な検査が大事です。

精液を作る器官である前立腺は、内側に内腺があり、それを外側にある外腺が包み込む構造をしています。

ガンは外腺に発生し、テストステロンなどの男性ホルモンの分泌異常や、高脂肪食のとりすぎが原因であると考えられています。

予防には、高脂肪食を改め、男性ホルモンをコントロールする成分を摂取しましょう。

高脂肪食の改善では、脂身の多い肉、コレステロールが高い食品、揚げ物など油の多い料理を減らし、代わりに良質の脂肪やたんぱく質が豊富な魚介、大豆・大豆製品を多くします。

また、ガンを防ぐ抗酸化成分と食物繊維を摂取するため、緑黄色野菜、きのこ、海藻も十分にとりましょう。

男性ホルモンをコントロールする成分は、乳ガン予防にも効果があるイソフラボンです。大豆・大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモン棟の作用があり、男性ホルモンを抑えて、ガンの発生を防ぐよう働きます。

また、ビタミンDにも前立腺ガンの予防効果があることが報告されています。ビタミンDはさけ、さんまなどの魚、きのこに多く含まれます。

イソフラボン、ビタミンDとも、骨粗しょう症の予防効果があります。過剰摂取を避けるため、サプリメントではなく食品からとりましょう。