便秘とは、体の中に不要なものが溜まり、全身の新陳代謝が滞っている状態です。何日以上排便がなければ便秘という定義はありませんが、一般的には排便が3日以上無い場合は便秘とみなされることが多いようです。

便秘になると大腸に長時間とどまった便からは水分がどんどん吸収されていき、硬くコロコロした状態になるため、なおさら腸内で動きにくくなり、どんどん溜まっていくという、便秘の悪循環になりがちです。そうなると便に含まれる悪玉菌が増え、腐敗物質を生産して吹き出物や肌荒れといった症状に悩まされることもあります。

便秘の原因

便秘の原因は体質なども大きく影響しますが、大きくは「実際に腸の障害が要因となっている<器質性便秘>」と「腸管機能の低下による<機能性便秘>」に分かれます。具体的な原因としては次のようなものがあります。

  • 食物繊維の摂取が不十分
  • ホルモンバランスの崩れ
  • 精神的なストレス
  • 腸内善玉菌の減少
  • 老化

便秘予防と便秘体質の改善・解消

便秘は体質や生活習慣に起因することが多いため、常態化しがちです。そのような方の便秘予防と便秘体質の改善・解消する方法は次のものがあります。

食物繊維の摂取

便秘予防には、食物繊維の多い食事をとることが大切です。食物繊維には直接腸管を刺激して腸の蠕動運動を促進するとともに、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。食物繊維の摂取は便秘予防及び便秘体質の改善・便秘解消の基本です。

水分の摂取

水分の摂取は便を軟らかくし、排泄しやすくする便秘予防の効果があります。便秘の状況では便が固くなっている状態になりがちですので便秘体質の改善・解消には水分を十分に摂取する必要があります。

適度な運動

毎日の適度な運動は消化器を活発にする効果があります。ハードな運動は必要なく、1日20分ぐらいのウォーキングで十分です。特に腹筋を鍛えることは便秘予防及び便秘体質の改善・解消する上でとても大切です。最低限、1日に何回か「腹式呼吸」をするだけでも効果があります。

便秘の治療

便秘が改善、便秘解消しない場合は医療による治療が必要です。便秘の治療としては「下剤の服用」及び「浣腸」が主な方法となります。これらは効果的な方法ではありますが、習慣化すると自力排泄能力が弱くなり一層便秘になりやすくなることがありますで、きちんと医師と相談して治療をしましょう。