パイナップルの概要

パイナップル(pineapple)はブラジルが原産のトロピカルフルーツです。”パイナップル”が一般的な呼び方ですが、パインアップルが正式な呼び名かもしれません。その他にもパインナップルやパインなどとも呼ばれます。

パイナップルは幕末に日本へ渡来し、現在の主産地は沖縄です。パイナップルの品種にはカイエン、クイーン、スパニッシュなど様々なものがあります。

パイナップルの栄養成分と効能・効果

主な成分は糖質ですが、ビタミンB1・ビタミンC、食物繊維なども比較的多く含んでいます。

よく肉料理にパイナップルを使いますが、これはパイナップルに含まれるブロメリンという酵素が肉類を柔らかくする性質があるからです。

そして酸味の元であるクエン酸もたっぷり含まれていますから、胃液の分泌を促し、消化を助けるので、さらに消化吸収をよくします。

このほかに、ブロメリンには消炎作用、消腫作用、腸内の腐敗物を分解する作用があり、下痢やガス発生などの症状にも有効です。ただし、ブロメリンは強い酵素のため、胃腸の弱い人は要注意です。

パイナップルに含まれるビタミンB1は、アンチエイジング、疲労回復によいビタミンです。また、微量ミネラルとしてマンガンを含みます。マンガンはカルシウム吸収を促進させ、骨粗しょう症の予防にもなります。このほかのどの渇きをいやし、不安感を鎮める働きもあります。

ただし、パイナップルはよく熟したものでないと消化不良を起こすことがあるので注意が必要です。

パイナップルに期待される効能

  • 消化不良
  • 疲労回復
  • 骨粗しょう症
  • アンチエイジング

パイナップルの主な栄養素(100g中含有量)

  • ビタミンC 27mg
  • マンガン 0.76mg
  • 銅 0.11mg
  • 食物繊維 1.5g
  • ビタミンB1 0.08mg
  • ビタミンB6 0.08mg

※カロリー 100gあたり51kcal

パイナップルの調理のポイント

パイナップルに含まれるブロメリンは熟に弱いため、加熱料理する際は手早く調理しましょう。フルーツサラダを作るときは、他の果物を柔らかくさせてしまうので最後に加えます。

パイナップルはたんぱく質やカルシウムの吸収を促進する働きがあるため、たんぱく質やカルシウムを含む食材でつくった主菜のデザートに最適の果物です。

パイナップルの選び方と保存

パイナップルは見かけのわりに重量があるものを選びます。香りがよく、実を指で押すと少しへこむくらいがよく熟したものです。ただし、押した時に果汁がでてしまうのは過熟品なので避けましょう。

パイナップルは甘味は下のほうが強いので、保存するときは葉を下にしましょう。