コイ(鯉)の概要

  • 食用のコイ(鯉)の殆どが養殖のマゴイ(真鯉)である。
  • コイ(鯉)は昔から妊娠中、産後に有効と言われてきた。
  • コイ(鯉)には利尿作用も期待できる。

コイ(鯉)は子どもの成長を願って「鯉の滝登り」など、昔から慶事に用いられてきた魚で、日本全国の低地の淡水域に広く分布しています。コイ(鯉)は清流よりは濁った水城を好みますので、滝登りとはちょっと違うイメージです。また、コイ(鯉)は跳ね登るのも苦手だそうです。

市場に出るコイ(鯉)はほとんどが養殖物です。養殖は茨城県の霞ケ浦のものが有名です。食用にされるのはマゴイ(真鯉)で、一般的に知られているニシキゴイ(錦鯉)やヒゴイ(緋鯉)は観賞用で食用には向きません。

コイ(鯉)の栄養成分と効能・効果

昔から、妊娠中のむくみを改善し、産後の母乳の出をよくすると用いられてきました。確かにたんぱく質や脂肪、ビタミン・ミネラル類をたっぷり含んだ栄養の高い食品です。

薬理的には利尿作用が顕著で、妊娠中毒の浮腫、むくみ、慢性腎炎などに有効だといわれています。

コイ(鯉)に期待される効能

・疲労回復
・眼精疲労
・利尿作用
・むくみ

コイ(鯉)の主な栄養素(100g中含有量)

ビタミンB1 0.46mg
ナイアシン 3.3mg
鉄 0.5mg

※カロリー 171kcal

コイ(鯉)の調理のポイント

コイ(鯉)は1~2日きれいな水に放ち、泥をはかせて臭みをとります。調理時の注意は、苦い胆のうをつぶさないようにとり除くことです。つぶれるとコイ(鯉)全体に苦みが回ります。

コイ(鯉)の甘露煮、みそ煮、みそ汁がおいしい料理です。コイ(鯉)の生食は肝臓ジストマの幼虫が寄生している危険もあるので避けましょう

コイ(鯉)の選び方と保存

コイ(鯉)の旬は冬から春です。生きているものにこしたことはありません。体色が鮮やかで身が締まり、エラのきれいなコイ(鯉)が新鮮です。

コイ(鯉)の効果的な組み合わせ

むくみ改善に特効的な小豆と組み合わせて料理を覚えておくのは一手でしょう。妊娠中・授乳中の女性にすすめたい食べ方です。豊富に含まれるビタミンB群の吸収力を高めるアリシンやビタミンEを一緒に摂ると効果的です。