キャベツの主な効能

  • 健胃・抗潰瘍
  • 便秘・整腸
  • 風邪
  • 貧血
  • 美肌
  • 疲労回復

キャベツの概要

地中海や大西洋に画したヨーロッパが原産地のキャベツはアブラナ科の野菜です。キャベツは日本に江戸末期のころ渡来しました。

キャベツは野菜の中では、もっとも広く分布しているといわれ、しかも、さまざまな野菜のもとになっています。

茎につく芽を丸くしたのが芽キャベツ、茎を丸くしたのがコールラビ、つぼみを食用に改良したのがブロッコリーやカリフラワーです。花材の葉ぼたんもキャベツの仲間です。

キャベツの効能・効果

胃腸障害に有効なビタミンU・ビタミンKに注目

市販の胃腸薬でも、キャベツの消化酵素・ビタミンUという成分をとり入れた薬があります。

〝とんかつ〃にキャベツのせん切りのつけ合わせも同様にビタミンUが消化をよくします。栄養学的に大変理にかなった組み合わせです。

ビタミンUの効用は、この消化酵素によるもののほかに、抗潰瘍作用もあるので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍にも有効といわれます。

その他の栄養特性は豊富に含まれるビタミンCです。キャベツの葉1~2枚食べれば1日の所要量の40%をまかなえるという量です。ビタミンCは抗菌作用や疲労回復に有効な成分です。

また、野菜にはあまり含まれていない、止血作用や骨を強くするビタミンKを含みます。

最近の研究によれば、キャベツなどのアブラナ科の野菜には、発ガンを抑えるインドール化合物、ジチオールチオニン、ビタミンCやビタミンE、フラボノイド、フェノールなどが豊富に含まれ、注目されています。

旬:夏・秋 エネルギー量:100gあたり23kcal

キャベツの主な栄養素(100g中含有量)

ビタミンC 41mg
カルシウム 43mg
カリウム 200mg
食物繊維 1.8g

キャベツの調理のポイント

キャベツに含まれるビタミンC・ビタミンUは水溶性ビタミンで、熱に弱いのが特徴です。これらのビタミンを活用するには生食やジュースが最適です。

キャベツを刻んで水にさらすときは、切る前の葉のままさらして、成分の流失を極力防ぎましょう。水にひたすことで40%くらいのビタミンC・ビタミンUが分損失するといわれています。

キャベツを煮込み料理にする時はロールキャベツなどがポピュラーですが、汁をソースにして、溶け出した成分も一緒にとれるように、煮汁を片栗粉のあんでとろみをつけて食べるのもよいでしょう。

キャベツの選び方と保存

冬キャベツは外葉が濃い緑色で、巻きが固く重量感のあるものを選びましょう。春キャベツはみずみずしい緑色で巻きがゆるく、葉が柔らかいものが良いです。カットものは、ラップをはずし中の蒸気を逃がし、再びラップで包んで野菜室で保存しましょう。

キャベツの効果的な組み合わせ

キャベツに含まれるたっぷりなビタミンCに、たんぱく質を組み合わせると美肌に効果的な食材となります。ビタミンCとたんぱく質ははりのある肌づくりに欠かせないコラーゲンの生成をバックアップします。

【美肌に効果的なキャベツとの組合せ】

  • 魚介類
  • 肉類
  • 大豆
  • 牛乳
  • 植物油
  • アーモンド