カリフラワーの概要

日本では昔から「花野菜」として親しまれていたカリフラワーですが、源種は小アジアではないかといわれています。近年の緑黄色野菜ブームに押されて、今はカリフラワーと同じ仲間のブロッコリーのほうが注目されているようです。

しかし、カリフラワーはほかのキャベツ類と同様に、アブラナ科です。イソチオシアナートを含み、抗ガン作用があるのではと、再び脚光を浴びつつあるようです。

カリフラワーの栄養成分と効能・効果

カリフラワーの栄養素面では、なんといってもビタミンCが豊富なことです。含有量をみると生の状態では100g中81mgとブロッコリーの120mgに劣るものの、ゆでるとカリフラワーは53mg、ブロッコリーは54mgとあまり変わらない量になります。

つまりカリフラワーのビタミンCは、加熱による損失が少ないということ。ビタミンCはウイルスに対する抵抗力をつける、ガン予防、肌を美しくする美肌効果、体を丈夫にするなどの働きがあります。

また、食物繊維が多く含まれていることも魅力です。食物繊維は便秘・整腸作用・ガン予防に役立ちます。

ほかにもカリフラワーには、動脈硬化の原因となる血液中の過酸化脂質の増加を抑える働きなどがあります。また、ビタミンKは骨の強化に作用します。キャベツの仲間ではもっとも消化がよい点も長所の一つです。

また注意したいのは、カリフラワーはブロッコリー同様、ビタミンCは茎の部分に多く含まれていることです。カリフラワーの茎を残さず利用するのがビタミンCの摂取量を確保するポイントです。カリフラワーのほのかな甘味は、蔗糖や果糖、マシニットという糖質によるものです。

旬:冬から晩春 エネルギー量:100gあたり27kcal

カリフラワーの主な栄養素(100g中含有量)

ビタミンC 81mg
ビタミンB1 0.06mg
ビタミンB2 0.11mg
食物繊維 2.9mg

カリフラワーの調理のポイント

カリフラワーをまっ白にゆでるコツは、ゆで汁の中に酢かレモン汁少々を入れるか、小麦粉(湯カップ5に大さじ2)を入れることです。褐変の原因となるフラボノイド色素が抑えられて、まっ白にゆで上がります。

また、小麦粉を入れると沸点が上がるので、加熱時問の短縮になり、カリフラワーに含まれるビタミンCの損失がさらに抑えられます。ほのかな甘味が損なわれず、アクもよく抜ける方法です。

ゆでたあとは水につけたりせず、ざるに広げてさましたほうが、水っぽくなりません。くせがないのでピクルス、シチューやポタージュ、サラダや煮ものにと、いろいろな料理に使えます。

カリフラワーの選び方と保存

カリフラワーの旬は冬から晩春です。蕾が開花していなく、いきいきとした外葉がつき、しおれていないものが新鮮です。外葉が捨てられているものは古いものが多いです。

そして、カリフラワー独特の香りがして、白か、うすいクリーム色で固く締まり、重量感のあるものを選びましょう。

残った場合はビニール袋に入れて野菜室で冷蔵保存します。時間がたつと味が落ち、傷みやすいので、なるべく早く食べきるように。小房に分け、固めにゆでて冷凍保存するのもよいでしょう。

カリフラワーの効果的な組合せ

加熱しても安定しているカリフラワーのビタミンCは魅力です。ビタミンCは、コラーゲンの生成を助けたり、鉄の吸収を高める、抗菌・抗ストレス作用もあります。もちろん、メラニン色素の生成を阻害して肌を白くする美白効果と、肌を健やかに保つ美肌作用もあります。

発ガン物質のニトロソアミンの生成を抑える働きと強力なコラーゲンの綱でガンを防ぐために、カリフラワーとガン撃退トリオのβ-カロテンとビタミンEをプラスして効果を高めましょう。