アーモンドの概要

アーモンドは桃、杏、梅等の仲間で和名を扁桃と言います。アーモンドの原産地は小アジア地方で、古くから栽培されていましたが、現在は、地中海沿岸や、カルフォルニアなどが大きな産地です。アーモンドが日本に渡来したのは江戸時代です。薬用を目的に渡来しました。

アーモンドは皮・果肉・核・仁からなりますが、食用にしているのは仁(胚乳)の部分で、その仁の風味によりスイート種とビター種があります。食用にしているのはスイート種です。アーモンドのビター種は青酸を含む有毒ですが、化学処理により無毒した状態でリキュールや洋菓子の香りづけに用いられています。

アーモンドの栄養成分と効能・効果

アーモンドの主成分の脂質は、100g中そのほとんどがリノール酸などの不飽和脂肪酸ですから、抗コレステロール作用があり、動脈硬化を予防します。

アーモンドに含まれるビタミン類は、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンEが豊富に含まれています。また、ナイアシン、カルシウム、鉄も多く含んでいます。

若返りのビタミンといわれるビタミンEはナッツ類ではトップの含有量です。ビタミンEは、ビタミンAやβ-カロテンの酸化を防いだり、細胞膜を健全に保つ働き、体内の酸化物質を抑制する抗酸化作用で、動脈硬化やガンなどの生活習慣病、アンチエイジングに有効に働きます。血行もよくします。

ビタミンEは脂溶性のビタミンで、脂質とともに存在するのですが、アーモンドが古くなって脂質が酸化していれば、ビタミンEなどの効用は発揮されません。この点は留意が必要です。

ビタミンB群は、三大栄養素の代謝に関与し、体と頭脳の活力を生み出します。ナイアシン(ニコチン酸)は皮膚と精神のビタミンといわれている成分です。血行をよくし、二日酔いも防ぐ作用もあります。たんぱく質も豊富ですから、肝臓を保護して、お酒のつまみに最適です。

アーモンドに期待される効能

  • ガン(癌)
  • 動脈硬化
  • 二日酔い
  • アンチエイジング

アーモンドの主な栄養素(100g中含有量)

  • ビタミンE 31.2mg
  • 銅 1.35mg
  • マグネシウム 310mg
  • ビタミンB2 0.92mg
  • 食物繊維 10.4g
  • 亜鉛 4.0g

※カロリー 100gあたり598kcal

アーモンドの選び方と保存方法

殻つきアーモンドは酸化による劣化が遅いのですが、普通は殻なしなので、密封された缶・瓶・袋入りで鮮度が保たれているものを選びましょう。

アーモンドの保存は、密封容器に入れて冷凍保存がお勧めです。