アケビは山の中に自生する、よく熟すると濃厚な甘味がある果実です。アケビの旬は秋で、熟すると果皮が割れて中の果肉をそのまま生で食せます。

アケミという名前も外側のかたい皮が開く(裂ける)ことから、「開け実(実が開く)」という言葉はアケミになったと言われてます。

アケビの種類には「アケビ」の他、「ミツバアケビ(三葉アケビ)」「ゴヨウアケビ(五葉アケビ)」などがあります。アケビの種類の違いは葉で見分けられます。

アケビの日本の主な産地は山形県ですが、日本全国の山の中で自生しています。アケビの果肉は半透明のゼリー状で、黒い小さな種を包むようにしてついています。

アケビは生で食べる以外は、干したものも流通しています。またアケビのツルは山菜として食べる場合もあるようです。アケビのツルはカゴの工芸品などに利用されます。

アケビは糖分が比較的多く、エネルギーは少し高めです。血圧を安定させるカリウム、骨を強くするカルシウムやマグネシウム、細胞の新陳代謝に必要な葉酸、免疫力を高めるビタミンCを比較的多く含んでいます。

アケビの果皮には、抗酸化物質であるアントシアニンが含まれています。

アケビのツルに含まれるアケビサポニンには、利尿作用、鎮痛作用、尿道炎、膀胱炎、がんの予防作用に役立つと言われています。漢方ではツルを木通(もくつう)と呼んでいます。