ひじきは褐藻類ホンダワラ科の海藻です。北海道南部以南の太平洋や日本海沿岸でとれます。国産のひじきは天然ですが、韓国や中国から輸入しているものはほとんどが養殖です。

中心になっている茎の部分を長ひじき、葉を芽ひじきと呼びます。鹿のしっぼに似ているので、「鹿尾菜」とも呼ばれます。

日本で生産されるひじきは、春に収穫したひじきを、一度素干ししてから、煮たり、蒸したりして渋味や色を出し、再び天日で乾燥させています。

ひじきの栄養成分

ひじきは海藻類のなかでも、カルシウムの含有量がトップクラスで、干しひじきは素干し昆布の約2倍となっています。ほかに、鉄やマグネシウムが多いほか、食物繊維は100g中に43.3gも含んでいます。

女性に多い骨粗しょう症や貧血、便秘に効果のある栄養素を多く含んでいるので、女性が積極的にとりたい食材としてよくあげられます。

とくに、カルシウムとマグネシウムは摂取量が関係し合っていて、理想的な摂取比率は、カルシウム2に対してマグネシウム1と言われます。

干しひじき1食分の目安量10gに含まれるカルシウムは140mg、マグネシウムは62mgなので、理想的なバランスと言っていいでしょう。さらに食物繊維も豊富ですから、健康のためにはひじきは毎日でもとりたい食べ物です。

ひじきの効能・効果

ひじきはがんの予防、高血圧解消、肥満の改善、便秘の解消などのほか、冷え症、皮膚の荒れ、骨租しょう症、貧血、甲状腺機能低下などによいとされています。

ひじきの料理方法

一般には乾燥させたひじきが流通しています。水で戻すときには、たっぷりの水につけましょう。

ひじきは大豆や油揚げといっしょに煮て食べるのが一般的ですが、最近では、ハンバーグやミートローフに混ぜ込、んだり、スープに入れたり、ごほんに炊き込んだりと、調理方法が工夫されていろいろな料理で使われています。

ひじきの選び方

ひじきは色が真っ黒で光沢があり、よく乾燥したものが良いです。収穫したばかりのひじきは、濃い線がかった褐色となっています。