• 強力な抗酸化成分郎・カロテンが若さと健康を守る!
  • 動脈硬化予防
  • しみ・しわ予防
  • 眼精疲労回復
  • 免疫力アップ

薬効の高い野菜として中国の宮廷料理にも多用

日本名の「にんじん」は、漢方薬の「朝鮮にんじん」と同じような薬効をもつことからつけられたそうです。

朝鮮にんじんはウコギ科、にんじんはセリ科なので親類関係にはありませんが、それだけ、に
んじんに薬効が多いことは古くから知られていました。中国では元の時代から、宮廷料理に重用されていたといい、皇帝の健康を守る大事な食品のひとつでした。

そんなにんじんの成分のなかで突出しているのカロテノイドの一種、β-カロテンです。ほか
の野菜に比べてダントツに多いので、「β・カロテンの王様」といってもいいでしょう。

その強力な抗酸化力によって、体内の有害物質である活性酸素を除去し、LDLコレステロールの酸化を抑制して、動脈硬化を予防します。また、紫外線を浴びることによってできる活性酸素から皮膚を守るため、しみ・しわの予防にも効果を発揮します。

さらに、体内に入ったβlカロテンは必要量だけビタミンAに変換され、疲れ目を回復させるなど、目の機能を高めるよう働きます。また、皮膚や粘膜の感染に対する防御力を強化し、かぜやインフルエンザなどの感染症から体を守ります。

このように、にんじんのβ-カロテンとビタミンAは体の内側から老化を予防し、若さと健康をキープするために役立ちます。

油+β-カロテンで吸収を高め血管の老化を防ぐ

ポリフェノールの一種、クロロゲン酸といえば、コーヒー豆に含まれていることが知られていますが、意外にも、にんじんにも含まれています。

クロロゲン酸には抗酸化作用があるため、LDLコレステロールの酸化を抑えて血管の老化を防ぎ、動脈硬化を予防します。

また、にんじんには食物繊維も豊富で、便の排出を促して便秘を予防・改善します。さらに、腸内で余分なコレステロールなどの吸収を抑え、肥満やメタポリック・シンドロームを予防します。

にんじんを調理するときのポイントは、油を適量使うこと。β-カロテンは脂溶性なので、油といっしょにとると吸収率が高まります。妙め物はもちろん、煮るときは妙め煮にし、生で食べる場合は良質の脂質を含むナッツといっしょにサラダにしたり、ごま和えにしたりするといいでしょう。

フレッシュジュースにはオリーブ油を少量たらします。また、β-カロテンなどの栄養分は皮のすぐ近くに豊富なので、皮を薄くむいて使うか、よく洗って皮ごと調理すると、栄養分を効率的に摂取できます。

にんじんサラダに、アーモンドのスライスやくだいたくるみ、松の実をトッピングするのもいい。
ナッツに含まれるオレイン酸などの良質の脂質がβ-カロテンの吸収を高める

旬:秋~冬 エネルギー:100gあたり37kCal