たら(鱈)の概要

たら(鱈)とはタラ科の海水魚の総称のことを言います。タラ科の魚には「スケトウダラ」「マダラ」「コマイ」などがあります。通常、単にタラと言う場合は「マダラ(真鱈)」のことを指します。

鱈という字をあてるように、たら(鱈)は冬の季節の魚です。「たらふく食う」の”たら”は、この魚を語源とされたように、驚くほどの食欲でより好みせず何でも食べます。この大食漢のおなかのブックリとふくれ上がったあたりを指しての命名でしょう。

小ぶりのスケトウダラも、昨今は「たら」といい、その卵巣が「たらこ」です。北方の寒流に生息し、肉質が変わりやすいために捕獲したらすぐにかまぼこの原料のすり身に加工されます。

旬:冬 エネルギー量:100gあたり77kcal

たら(鱈)の栄養成分と効能・効果

たら(鱈)は底魚ですから、たんぱく質や脂質(脂質は100g中0.2gときわめて低い)はそれほど多くないのですが、グルタミン酸やイノシン酸が豊富なので淡泊ながら大変美味しいです。

たら(鱈)はビタミン類やミネラル類などは青魚などに比べるとやや控えめながら、まんべんなく含まれているので基礎的な体力をつけるのに適しており、風邪の予防などに期待できます。

また、たら(鱈)は比較的低カロリーなのでヘルシーな食材として利用したい魚です。

このようにたら(鱈)には突出する栄養素は少ないのですがビタミンDは比較的多く含まれています。ビタミンDは、カルシウムやリンの栄養吸収をよくして骨や歯を丈夫にし、骨粗鬆症の予防に不可欠の栄養素です。

たら(鱈)に期待される効能

風邪
骨粗鬆症

たら(鱈)の主な栄養素

ビタミンB12 1.3ug
ビタミンD 1ug
ヨウ素 350ug
セレン 31ug
アスパラギン酸 1700mg

※たら(鱈)100g含有中
※カロリー 100gあたり77kcal

たら(鱈)の調理のポイント

たら(鱈)はなんといっても「たらちり(鍋もの)」がオススメです。たら(鱈)の保存はかす漬けやみそ漬けにしましょう。

たら(鱈)の選び方と保存

たら(鱈)は冬、厳寒のころが旬です。たら(鱈)の切り身なら、ふっくらとした身にハリがあり、断面に透明感があるものを選びましょう。