• すい職に刺激を与えすぎると危険
  • 高脂肪食をひかえ、お酒も適量に

すい炎からガンを発症。コーヒーの飲みすぎにも注意

すい臓ガンは、最もみつけにくいガンのひとつです。かなり進行してから、黄症が出てきてわかることが多く、周囲のリンパ節に転移しやすく、再発の危険が高いのが特徴です。

発症には食事が深く関わっているので、予防に取り組むのがいちばんです。

すい臓は肝臓の下、胃の後ろ側にある細長い臓器で、血糖値を下げる唯一のホルモンであるインスリンと、食べ物の消化に欠かせないすい液を分泌しています。

ガンは、すい臓を刺激しすぎる状態から起こることが多く、すい液がそれに関係しています。

脂肪分が多い食事(脂身が多い肉、揚げ物など)をとると、それを消化するために、すい液が多量に分泌されます。

すい液中の強力な消化酵素は脂肪を分解して消化するとともに、すい臓自体をも溶かし、すい炎が起こります。

臓器に炎症が起こると、修復のために細胞分裂が盛んになり、炎症が治まります。

高脂肪の食事を続けていると、このような炎症と治癒が繰り返され、細胞分裂が過剰な状態になり、突然変異を起こしガン化した細胞が発生しやすくなります。

また、脂質異骨症から、すい炎が起こり、それがすい臓ガンになっていくケースもあります。

これらのことから、すい臓ガンを防ぐには、高脂肪食をひかえるのが最も有効です。

揚げ物や妙め物の料理が続かないようにし、脂身が多い肉はたまの楽しみにとどめ、魚介や大豆製品、赤身の肉を主菜の中心にします。

加えて、脂肪分が多い食事とお酒をいっしょにとると体内に脂肪がたまりやすくなるので、お酒も適量を守りましょう。

また、コーヒーを大量に摂取するとすい臓ガンの危険性を増やす可能性もあります。コーヒー好きの人も、1日3~4杯までにとどめましよう。