• 肌の3大老化はコラーゲンと抗酸化成分でくいとめる!

紫外線が元凶になり加齢もそれを後押しする

しみは、皮膚にできる褐色の斑点のことで、おもな原因は紫外線と加齢です。

紫外線は皮膚でビタミンDを作るために必要なものではありますが、浴びすぎると有害なものとなります。

紫外線を浴びると、表皮のいちばん下にあるメラノサイトという色素細胞がメラニン色素をたくさん作り、紫外線の体内への侵入を防ぎます。

そのため、日焼けすると肌が黒くなりますが、皮膚は4週間で新しい皮膚に生まれ変わるので(ターンオーバー)、元の白い肌に戻ります。

ところが、加齢によってターンオーバーが正常に行われなくなると、色素が沈着して、しみとなります。

ちなみに、日焼けで黒くなる人と赤くなる人がいるのは、メラノサイトの量の違いによるものです。

赤くなる人はメラノサイトの量が少ないため、紫外線を浴びてもすぐ元の白い肌に戻ってしまいます。

こういうタイプの人は紫外線の害を受けやすいので、日焼けをしないよう対策を考えましょう。
しわのおもな原因も、紫外線と加齢です。紫外線を浴び続けることで、活性酸素が真皮にあるコラーゲンなどの働きを弱めます。

すると、肌に凸凹ができ、それがしわになります。加えて、加齢によって新陳代謝が衰えてくると、肌のターンオーバーが活発に行われなくなり、皮脂や汗の分泌も低下して、表皮の水分が少なくなってきます。

こうして肌が乾燥すると、しわができやすくなってしまいます。

肌のターンオーバーの衰えは、くすみの原因にもなります。加齢などによって肌のターンオーバーがきちんと行われなくなり、肌の表面に古い角質細胞が残るため、肌がくすんできます。

また、頭部への血流が悪くなることで、肌色が悪くなることもあります。

〝美白のビタミン″ビタミンCが大活躍

しみ、しわ、くすみの予防・改善には、まず肌のターンオーバーをよくすることです。肌の細胞の再生がよくなると、しみやしわなどができても、新しい細胞に生まれ変わるので改善することができます。

そのためには、肌の細胞の材料となるたんぱく質やコラーゲン、コラーゲンの生成に必要などタミンCを積極的にとるといいでしょう。

たんぱく質は、赤身の肉、旬の魚、卵などから良質のものを摂取します。卵には抗酸化物質のカロテノイドも含まれています。

コラーゲンは、鶏手羽肉、豚足、豚バラ肉などに含まれています。鶏手羽肉や豚バラ肉は脂肪部分に含まれているので、よく煮込み、脂が落ちたあとの脂肪組織を食べます。

ビタミンCはキウイ、オレンジ、いちごなどのフルーツや野菜から摂取します。

また、紫外線によって発生する活性酸素を除去するためには、ビタミンC・Eなどのビタミン類や、βカロテン、ポリフェノールといった成分が有効です。

とくにビタミンCは〝美白のビタミン〃と呼ばれているように、紫外線によってメラノサイトか
らメラニン色素が生成されるのを抑えるのに有効です。

かつ、できてしまったメラニン色素を還元する働きもあります。ビタミンCといっしょにビタミンEをとると相乗効果があります。

ビタミンEはアーモンドなどのナッツやうなぎなどに多く含まれます。βカロテンはにんじんやかぼちゃなどから、ポリフェノールは野菜やフルーツからとりましょう。

食事に気をつけるほか、原因の大元である紫外線を浴びないよう、外出時には日傘、つばのある帽子などで日焼け対策をすることも大事です。