• 日本特産の発酵食品に注目!
  • オリゴペプチドが血圧を下げる
  • 高血圧予防・改善
  • 動脈硬化予防
  • メタポ予防・改善
  • 脳の活性化

コレステロールや中性脂肪を減らし、血管の若さを保つ

かつお節は、『古事記』にも記述があるほど古くから作られている日本特産の発酵食品で、昆布と並んで日本料理のだしとして欠かせない存在です。

下処理をしたかつおを、煮て炉で乾かす工程を何回も繰り返し、その後、天日干しとカビつけを繰り返して作ります。

かつお節の旨みのもとはイノシン酸で、おもな成分はたんぱく質です。そのたんぱく質から発酵の過程で生成されるオリゴペプチドが豊富に含まれ、これが高血圧を予防し、血圧の安定に強力に働きます。

オリゴペプチドを配したトクホ(特定保健用食品)もたくさん作られており、オリゴペプチドには昇庄ホルモンであるアンジオテンシン変換酵素の産生を抑える効果があることがわかっています。

まさに自然の降圧剤ともいえるもので、血圧の安定によって血管を保護し、動脈硬化の進行を防ぎ、脳卒中や心筋梗塞などを予防します。

ちなみに、こうした降圧効果をもつペプチド類はほかにもあり、納豆やチーズ、みそ、へしこ(魚を米ぬかなどに漬けて発酵・熟成させた食品)などの発酵食品に広く含まれています。

さらに、かつお節には、青背魚の脂肪に含まれるDHA・EPAも豊富で、コレステロールや中性脂肪を減らして、血液をサラサラにし、メタポリック・シンドローム予防に効果を発揮します。また、脳の機能を活性化させて、学習能力や記憶力を高めたり、認知症を予防したりする効果もあります。

加えて、鉄や銅、亜鉛などのミネラル類も多く含まれています。鉄は貧血を予防・改善し、銅は鉄の吸収を助け、亜鉛には味覚を正常に保つ作用があります。

だし汁、調味料代わりに、またディップなどにして、まめに使う

最近は、みそ汁や煮物などのだしは、市販されている顆粒状のものを使うことが多くなっていますが、かつお節でだしをとると味がよく、栄養成分をきちんととることができます。

オリゴペプチドなどの有効成分は加熱しても壊れず、水溶性なので、だし汁として使えば、効率的に摂取できます。

だしをとり終わったあとのかつお節も、しょうゆ少々で乾煎りして水分を飛ばすと、自家製のふりかけになります。ごほんなどにふりかけると、最後までしっかり栄養分を吸収できます。

かつお節を、そのまま炒め物や煮物にふリ入れて、旨みの素として調味料代わりに使うのもいいでしょう。おひたしなど、できあがった料理にふりかけてもおいしく、手軽に使うことができます。

ほかの発酵食品と合わせてディップにすると、パワーがアップします。

同じ低カロリー食品のこんにゃくと合わせて「かか煮」にしたり、青菜のおひたしにたっぷりかけたりして活用したい

旬:通年 エネルギー量100gあたり356kcal