うに(ウニ・雲丹)の概要

うに(ウニ・雲丹)とは、無脊椎の海洋動物で、ほとんどの海に生息しています。

うに(ウニ)は種類は多いのですが、多くは食べられない種です。食用としているのは未熟な生殖巣です。うにで最も美味なのはバフンウニ(旬は春)、ムラサキウニ(初夏~夏)、アカウニ(夏~秋)と言われます。

うにの独特の粘液と香りには磯の香り(ヨード臭)があります。江戸時代にはうにを天下の三大珍味と呼んでいました。

うにを漢字で「雲丹」とする時がありますが、これは主にうにの加工食品を意味しています。

旬:春・夏・秋 エネルギー量:100gあたり120kcal

うに(ウニ・雲丹)の栄養成分と効能・効果

うにには魚よりやや少なめのたんぱく質、脂質、ビタミンA・ビタミンB群、ナイアシン、鉄が豊富です。

うにの旨味の主成分は、グリシン、アラニン、メチオニンなどです。

生うにの強精強壮作用はよく知られているところです。日本の古い本草書(薬草や食物の薬効を書いた本)には、胃腸を丈夫にし、食をすすめる。また、酒を少し入れたものは下痢、腹痛によいと書いてあります。

しかし、貝原益軒(江戸時代の本草学者)は下痢の初期には用いないほうがよいと注意しています。ともあれ、疲れたときの〝元気の素″には最適な食品です。

うに(ウニ・雲丹)に期待される効能

美肌
眼精疲労
疲労回復

うに(ウニ・雲丹)の主な栄養素

ビタミンE 3.6mg
ビタミンK 2.7ug
ビタミンB2 0.4mg
ビタミンB12 0.13ug
葉酸 360ug
リン 390mg
亜鉛 2mg

※うに(ウニ・雲丹)100g含有中
※カロリー 100gあたり54kcal

うに(ウニ・雲丹)の調理のポイント

うには生のまま、わさびじょうゆで食べるのが一番です。うにの殻ごと焼いた焼きうにも美味です。

うにとワインに合わせるのなら、ヨード臭をやわらげるためにレモン汁をかけるのも一手です。

うに(ウニ・雲丹)の選び方と保存

木箱の詰められているうには、粒が小さくはっきりしていて、ふっくらと盛り上がり、オレンジ色の光沢で、だれていないものがよいです。

白っぽく身のゆるんだうには不可です。殻つきのうにならトゲが固く、口の穴がしっかり閉じているものを選びましょう。

いずれにしてもうには傷みやすいのでなるべく早く食べきるようにしましょう。